ボトムの選択 その2

前記事からのつづき。
私が、ボトムにパンツを選択する比率を減らしていこうと思った、もうひとつの理由。
身体の動作の性質が、パンツ向きではないようなのだ。
ピラティスのトレーナーに指摘されて、四十代にして始めて知ったことである。
あるとき、レッスン中に、何気なく言われた。
「○○さんは、腰(骨盤だったかも?)が柔らかい体質だから、歩行するときお尻が左右に動いちゃうんですよね。
たいていの人は歩くとき、お尻は動かないで、足の付け根から先の部分だけが動くんですけど」
そんなこと、言われてみるまで気がつかなかった。
以来、変質者のように、歩行中の他人のパンツ姿の、お尻部分の動作形態をチェックしてみた。
ごくたまに、あ、これだな、という人を見つける。
比率でいくと、一割よりもっと少ない。たぶん3%くらい?
お尻が、腰から左右にひねるように動いて、歩行する女性。
その出現率、約3%。
あくまで、私個人の限定された経験を元にしているが。
私も、こういう歩き方になる体型ってことなんだよね。
パンツの場合、やはりお尻部分は静止したままの歩行のほうが、さまになるし、似合う。
「腰や骨盤が柔らかくて、歩行するときお尻が腰から左右に動くタイプ」の女性の場合、パンツよりもスカートのほうがなじむんじゃないだろうか。
つづく。