2012-01-01から1年間の記事一覧

服の断捨離

先週、この冬はまだ着ていなかった冬物ワンピースを着て、出社。 ノースリーブのツイードワンピースで、襟はスクエアネック、広がらないスカートで、ほぼストレートなシルエットのもの。 本来は、このワンピース、素肌に着て、冬物なのにノースリーブのため…

ニットデニムの着心地

履き慣れないスキニーが原因で発生した、左のそけい部と股関節の痛みから回復。 スキニーデニムに対してあきらめモードが漂っていたところ、自由区のデニムジャージーパンツを発見する。 説明文を読むと、自由区定番の、ニットデニム使用とある。 「ニットデ…

十三やのつげ櫛

今週のお題「2012年に買って良かったもの」 今年買って良かったものといえば、つげ櫛である。 秋の京都旅行の折に、つげ櫛専門の老舗、十三やで購入。 清水寺に行く途中だったので、清水店で。 感じのいい老夫婦(だと思う)が、母と、私に、つげ櫛を選んで…

読書メモ:イノベーションのジレンマ

猫町倶楽部の勉強会。 課題本がビジネス書なので、正確に言うと、読書会ではなく、勉強会になる。 そういう類のものに参加するのは初めてなので、出席前から緊張。 事前に思ったことのメモ。 イノベーションには、従来製品の改良を進める持続的技術、従来製…

読書メモ:志賀直哉「城之崎にて・小僧の神様」

猫町倶楽部の読書会に、3回参加してみた。 事前に課題本について持った個人の感想、会で聞いたこと、それがもとになって生まれた個人の発想。 かたちを成すわけではない、意識の流れ。 それらは言わば「消えもの」である。 しかし、会の中で、交わされた言…

スキニーの衝撃

久しぶりにお会いした、イメージコンサルティングの先生に、デニムについて質問してみた。 もともとグレースタイプは、デニム自体NGアイテムのはずだけれど。 でも、先生は即座に「デニムならスキニーです」とアドバイス。 スキニー? てっきりストレート…

バッグの色

電車通勤の労働者として、思う。 最も使いやすいバッグのデザインは、トートバッグ型ではないかと。 去年、グレースタイプに最も似合うケリーバッグっぽいデザインのバッグを探し、マックスマーラのマルゴーのワンハンドル型にたどり着いた。 しかし、ケリー…

007 スカイフォール を見る。

今週のお題「今年中にやっておきたいこと」 母殺し。 今回の007シリーズのテーマは、それだと思う。 アメリカの場合は、まずは父殺しがメインテーマになるところだけれど、ヨーロッパの場合は、そうは来ない。 マザー、マミ、マム。 「M」から連想する言…

愚痴。

先週、風邪をひいた。 なので、外出時はマスクをつけていたのだけれど。 なぜか、マスクをつけている状態で、一昨日と今朝、かなりはっきり「ブス」と言われる。 一昨日は思いっきり二十代の女の子、今朝は思いっきり二十代で、社会人の男の子。 ふたりとも…

寒い国では生きていけない

今週のお題「私の冬支度」 先月、風邪をひいた。 気温の変化に慣れていないせいだろうと思っていたら、今週また風邪をひいてしまった。 寒さ対策をしなければ!とあせる気持ちがあったためか、珍しい買い物をした。 しかし、その買い物の結果は失敗だった。 …

凌駕しないユニクロ

ユニクロの、いいところ。 それは、着る人を凌駕しない、ということではないだろうか。 服に凌駕されてしまったら、人間が服の引き立て役になってしまう。 一流ブランドのショーモデルは、並外れて美しい身体を持ちながらも、あくまでも服を主役として引き立…

コスパって言葉

忘年会の幹事をすることになって、ネットでお店探しにいそしんだ。 立地、価格、メニューなどに加えて、やはり口コミも参考にする。 後日、パラ読みしていた本の中で、口コミで頻出していた言葉に遭遇した。 本の名前は「日本をダメにしたB層の研究」(著者…

アウトレイジ ビヨンド

見終わったときに浮かんだ言葉は、「シェイクスピア」だった。 シェイクスピアの群像劇を見たような気分になる、映画。 ある世界の、権力を巡る、策謀、争い、暴力、裏切り、殺人、さまざまな人間が、織り成して進んでいく、物語のかたち。 北野たけしは、シ…

群ようこ「衣もろもろ」:追記

今週のお題「今、読みたい本」 実は、前回の記事、最後まで読み終わる前に、書いてしまった。 最後まで読んだ今、「衣もろもろ」の核は、最終章にある、と解ったので、追記。 私も、1年以上かけ、自分の着るものについて、さんざん悩んできた。 そして、今現…

群ようこ「衣もろもろ」

今週のお題「今、読みたい本」 ワンマイルウェアというジャンルの服がある。 自宅からワンマイル(約1.6キロ)以内の範囲に出かけるときの、カジュアルな外出着である。 群ようこのエッセイは、ワンマイルエッセイというジャンルに位置づくものではないだろ…

ソフィアのジャケット

ジャケットを着ないことは、可能だろうか? 最近、そう思っている理由は、ソフィア・コッポラが、ジャケットをめったに着用しないからである。 多くの、おしゃれのプロ、業界内の人々に、真におしゃれな人物、と評価されているのは、ジェーン・バーキンと、…

ミランダのジャケット

今年のコートのシルエットは、私に似合わないので買えない、と前回の記事で書いた。 ジャケットも同様なのだ。 グレースタイプには、シングルのテーラードジャケットが絶対に似合うから、とパーソナルデザインの先生に勧められた。 ただ、それにも条件があり…

トレンチコートを着てもいい?

トレンチコートは、似合わない。 そう思っていたため、トレンチは私が着ないアイテムのひとつ、とあきらめていた。 トレンチの代表的な色、ベージュも、パーソナルカラーが冬の私にとってはNGカラーだし、コートやジャケットのアウターはダブルよりもシン…

京都旅と、立食パーティのコツ

旧い建造物は、人間並みに個性がある。 先週、京都に行って、そう思った。 さまざまな寺社を巡り、そのときの印象を思い起こすと、思わず擬人化してしまうのである。 下鴨神社は、高貴でもの静かなおばあさま。 八坂神社は、物欲も虚栄心も年齢相応にある、…

走れメロス、太宰、村上春樹

白状する。 太宰治の「走れメロス」を、初めて読んだのは、半年前だった。 なんで太宰を読んでみようかと思ったというと、それは内田樹が、ことあるごとに太宰治を褒めているからである。 ちなみに内田樹が、太宰の系列に連なる書き手として褒めているのが、…

岡田斗司夫FREEex「オタクの息子に悩んでます」を読む〜その5〜

タイトルの書を参考に、「通りすがりに見知らぬ男性からブスと言われます」という自分自身の悩み相談にトライ、5本目の記事になってしまった。 まとめなくては、そろそろ。 もともと私がこのブログに綴っているのは主に、可能な限り、ブスと言われないよう…

岡田斗司夫FREEex「オタクの息子に悩んでます」を読む〜その4〜

「その3」からのつづき。 思考のアレンジ:日本人全体の問題として、とらえてみる 見知らぬ男性から、通りすがりに「ブス」と言われることについて、常々思っていたことがある。 それは、十年前、二十年前には、こんなことなかったんだけど??という疑問だ…

岡田斗司夫FREEex「オタクの息子に悩んでます」 を読む〜その3〜

「その2」からのつづき。 通りすがりの女性にブスと言う男性の側の、立場になって考えてみる。 ブスと言われて悩んでいる側の私にとっては、思いがけないスタンスの思考方法だ。 だけど、男性は男性なりに、いつどこで、ブスとすれ違うかもしれない状況に身…

岡田斗司夫FREEex「オタクの息子に悩んでます」 を読む〜その2〜

「その1」からの続き。 思考ツール:フォーカス どうやら私の悩みは、ブスと言われたときの心の苦痛を減らす方法に、焦点を合わせればいいらしい。 となると、具体的には、どんな方法があるのだろうか? うーん。 例えば、私は基本的に犬好きなので、以前、…

岡田斗司夫FREEex「オタクの息子に悩んでます」 を読む〜その1〜

そういえばワークブックって、なんで「WORK」なんだろう? さまざまな人の悩みという、課題。 まるで、人生のワークブックか、課題ドリルに取り組んでいくような、岡田斗司夫のハードワークの過程と、ツールと、回答者:岡田斗司夫の進化過程をも、記さ…

元気の出る美術館

今週のお題「私の『芸術の秋』」 ハコはエコではない。 しかし、ハコは大事だ。 美術館の場合は、そう思う。 このハコ(美術館)、好き、と決めると、中身(一時的な展示内容)は、関係なくなるのである。 常設展示を備えている美術館は、もちろんそれが魅力…

ノーカラーツイードジャケットとの戦い

毎年、毎年、美しさがレベルアップしていくような気がする。 カラフルなノーカラーツイードジャケットの、ツイード生地って、なぜあんなにも美しいのだろう? 花柄のような具体的な模様があるわけでもない、幾何学的な文様が織り込まれているわけでもない。 …

前後を逆に着る

今週のお題「2012年の秋、やってみたいこと」 襟ぐり。 まさか襟ぐりについて、こんなに考え込む日が来ようとは。 イメージコンサルティングで、服の襟ぐりも、人によって、似合う、似合わない形があると教わった。 特に、女性の服の襟ぐりのバリエーション…

二つの塔

今週のお題「2012年の秋、やってみたいこと」 東京タワーと、東京スカイツリー。 森ビルの49Fにある、六本木ライブラリーカフェからは、二つとも見える。 (スカイツリーのほうが遠い位置にあるため、天候によっては、ほとんど見えなくなるけど) 二つの塔…

袖の問題

今週のお題「2012年、夏の思い出」 半袖の着方が、変わった。 きっかけは、オードリー・ヘップバーンだった。 いや、その前にまず、イメージコンサルティングで、ニットについて質問メールを送ったときの返答から始まる。 去年の秋、グレースタイプのニット…