服の断捨離

先週、この冬はまだ着ていなかった冬物ワンピースを着て、出社。
ノースリーブのツイードワンピースで、襟はスクエアネック、広がらないスカートで、ほぼストレートなシルエットのもの。
本来は、このワンピース、素肌に着て、冬物なのにノースリーブのため、羽織りものプラスで着る。
しかし、買った当初から痩せたため、素肌に着ると、胸まわりがスカスカに。
かといって、すぐに捨てる気にも譲る気にもなれない。
そこで、そうだインナーを着て、ジャンパースカート風に着てしまえ、と思いついた。
襟がゆるまないタートルのカットソー(グレースタイプはネック部分がゆるむタートルはNG)の上に、着用。
出社して、仕事をこなし、帰宅して、気がついた。
いつもより仕事量は多かったのに、いつもより疲労度が低い。
ジャンパースカート風に着たワンピースは、厚い生地で、形も崩れないため、ベルトもせずに着用した。
その結果、私の身体のどこも、しめつけなかったのである。
しかも、ノースリーブなので、スリムシャツやジャケットのように、動きによって、肩口をしめつけることもない。
「大人のジャンパースカート」が目につくようになったのは、二、三年前くらいからだったと思う。
ジャンパースカートは、本来、こどもの服というイメージがある。
私自身、小学生のとき以来、ジャンパースカートを着ることはなかった。
ジャンパースカートがこども用デザインな理由って、身体の成長や活動を、妨げないからじゃないだろうか。
となると、大人にとってのジャンパースカートは、身体をしめつけない、身体に無駄なストレスや疲労を与えない、という作用を及ぼすのではないだろうか。
実は今年、梅雨時に、自律神経のバランスが崩れ気味である、と医師に指摘されていた。
つまり私は「自律神経に良い生活」を心がけるべきなのだけど。
それって「服」の要素も含まれるのかも。
・・・・・・。
というわけで、12月という〆の季節の感覚にも後押しされて、いきなり服の断捨離を始めた。
手放す服の選び方の定番は、似合わない服、この一年間着なかった服、だと思う。
私はそこに、「自律神経に悪い服」も加えることにした。
対人の職場で、しゃんとした緊張感をもつことが必要な人には、仕事着もリラックス重視というわけにはいかないかもしれない。
私の場合は、対人ではなく坐業がメインなので、来年からは、できるだけ、仕事中に着る服は、無理せず、締め付けの少ない服を選ぶようにしよう。
かといって、デザインがグレースタイプから逸脱しすぎていると、それはそれで心地が悪いから、自律神経に良いとはいえないだろう。
外出着については、自律神経よりおしゃれ重視でよいだろう。
外出着はおしゃれ重視、仕事着は自律神経重視、という使い分け。
来年からは、これをこころがけてみよう。
大人のジャンパースカートを探してみようかな、と思う、2012年のラストスパート期間である。