2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

経験格差

小学1年生前後の、記憶。 近所のパン屋さんの、細長い店内の奥のスペース。 そこで、店主のおばさまに代金を払うんだけど、そのスペースには長いすが置いてあって。 長いすにはいつも、1匹の犬と1匹の猫が、ひたりと寄り添って座っていた。 長年連れ添っ…

フィルターを楽しむ

日記って、人に見せることを前提にして、書くものでしょ? という友人の言葉に、はっ!となったことがある。 土佐日記、紫式部日記、泉式部日記、樋口一葉日記....老舗カルチャーとしての日記文学さえ確立している日本人はきっと「他人の日記好きDNA」を…

桜の園

花が咲いて、初めて、むこうがわにあった桜の園が、姿を現す。 桜は近くで観るより、遠くから観るほうが美しい。それと、群生しているほうが。 以前、ある庭園で、その庭園内のシンボル的に有名な桜の大木を観た。 地面近くまで、両側に長く伸びた枝に、たく…

あなたのためだけに使う時間

南東向きのベッドで寝ている。 朝日が射しこむので、目覚まし時計がなくても自然に目覚め、陽射しにつつまれつつ、そのままベッドの中にいるのも、最高に気持ちがいい向き。 本日、休日の朝、この週いっぱいの労働の疲労もあって、このままベッドの中で、だ…

アンジー、あなたも

アンジェリーナ・ジョリーが、乳がん予防のための乳房切除につづいて、卵巣がん予防のため卵巣も切除したというニュースを知ったとき、何を思ったかというと。 もしやアンジー、あなたも「負けたくない人」ですか? というもの。 負ける前に、負けないように…

丸腰で立つ

今日、自分で自分の仕事のミスを発見。 よりによって、ひたすらに目の前のものを片付け続けるしかないシーズンに、約五年に一度、するかしないかのミス。 そのミスは、実は五ヶ月前に起こしていたもので、今日、なぜか、別のものを見ていて、ある1件が目に…

他人のお金

「欲しがっている人のところよりも、無欲な人のところに(欲望の対象が)くる」と以前、書いた。 無欲って。 興味がない、ってことかな。 と、本日ふと思った。 以前、勤務先にいたある女性社員のこと。 他人への接し方が、特殊だった。 知り合った人間から…

死者がよぎっていく

変な夜。 今まで出会った死者が、よぎっていく夜。 最初に死と出会ったのは、中学生、母方の祖母。 次に出会ったのが、大学2年生のとき、享年48歳の父、病死。 その次、大学4年生のとき、友人の父、病死。 社会人1年生のとき、同級生のU君、自死。 社…

どっちも好き

同じ会社で長く仕事をしていると、プライベートなつきあいはなくても、関わる人たちの「仕事上の性格」が、わかるようになってくる。 そういう「仕事人格」について、あらためて考えてみると。 私の好きな「仕事人格」は二種類あって。 なんだかその二種類は…

港が必要

都会的な海と、そうじゃない海がある。 都会的の反対なら、田舎的な海…と言うには、合わない。もっと愛らしい感じ。 鄙(ひな)の海、と呼んでみます。 今月は、都会的な海と、鄙の海のそばに行った。 人間にもたらす作用が、ぜんぜん異なる。 都会的な海は…

初ウグイス

東京の南に、来ています。到着したとたんに、迎えてくれたのは、ウグイスのさえずり。春の初音を聴きながら、午後の昼寝。

ひさかたの

千年以上前に詠まれた和歌に、いまさらながら、息をのむ。 ひさかたの 光のどけき 春の日に しずごころなく 花の散るらん 桜の散る情景描写ですねー、と見せかけて、別の事象を詠っているのですよ、実は。 しずごころ(静心)を亡くしているのは、桜じゃない…

負けたくない人

4月に向かって、気分は、しんがり。 しんがり経験がないので、正しいしんがりとは、どうあるべきかわからないが。 戦には負けても、自分は倒れてはいけない。 そういうことじゃないか。 倒れて使いものにならなくなったら、会社に打ち捨てられるだけ。 負け…

幼きもの

この数年、いまどきのこどもの名前に数多く遭遇してきた。 崩れまくってますよ。 月という字でルナと読ませたり、まろん、まりりん、かのん、ゆらり、てぃあら、とか。 もはや、異次元空間の命名。 全体的に、幼い名前が増えている。大人になったときのこと…

贅沢品とは、なまもの

贅沢品と聞いて、思い浮かべるものって? フェラーリ? ジュエリー? バーキン? …たとえばこの三つは、究極の加工技術の品だよね。人の手間がかかっている。 でも。 その対極。加工されていないもの。なまもの。これも、贅沢品。 加工の手が入っていないほ…

褒めるって難しい

人事部の同期から、メールがくる。 「さっき、あなたの上司がこっちのフロアに来て、あなたのこと凄く褒めていったよ〜」 はあ。そりゃ意外だ。きゅんとする嬉しさだけど。何年も一緒に仕事しているけど、じかに褒められたことないよ? 思えば、この会社に入…

陰と陽

日曜の夜、8時45分の南青山。 あと数十分で、ショップのライトアップが消えるだろう。 銀座は終電までの街、六本木は終電からの街。 南青山・表参道のスタンダードな就寝時刻は、夜9時かな…。健康的だ。 人間と同じ、街にも朝型と夜型があって、それって…

ココロが主役、そして居場所と出番

先週、某所で聴いたお話の中で。 購買活動の決め手となるものは従来「価格・性能・付帯サービス」だったのが、ネットの登場で、どれもほぼ同じ、となってしまった今、何が決め手になっているかというと。 「人間の心」「人間主体」になりつつあるんだって。 …

春なのに

今日の夕方、新しい上司に、私が特定の業務を命じられたときには、拒否をする決意です、と伝える。 拒否する理由を説明したら、その業務が持つ危険性は、その人にとっても、思いがけない事実だったみたい。 どこまで対応できるかわからないけれど、話はわか…

出口が見えたかも?

もしも業務拒否したら、解雇?やっぱり解雇?という自問が終わらず。 そこへ、新しい上司となる人からメール。 「4月からの業務について、打ち合わせをしたいので、まずは3月の最終週で都合のいい日時を…」というもの。 10日後の日時を決めたところで、 …

そうだ、拒否しよう

昨夜、映画館で「パリよ、永遠に」を観ていて。 ヒトラーからパリ破壊命令を受けたドイツ軍の将校が、パリ総領事の説得を受け、最終的にパリは破壊されることなく、美しい街や建造物を失わずにすんだお話。 戦時中の指揮官って、自分がやりたくないことも命…

紆余曲折

心が紆余曲折している。 昨日は心が氷のように冷たくなっている自分を感じたのに、今日は、〆日で1日中、激デスクワークをしながら、途中で1時間くらい涙が止まらなくなる。 ふたりの友人から、助言をもらったので、その一端を実行してみる。 ひとりは、困…

ハガキで連絡

先週末は、二年ぶりに、大学時代に一番仲のよかった友人と会うことができた。 多忙な友人だけど、この手ならきっと会えるはず、と思い付いたのが、友人の自宅近くに宿泊して、そこで夕食をいっしょする、という計画だ。 そこで、あらかじめ、実行日のひと月…

海風と眠る

今日の午後、建物から出たら、海風の強さに驚く。 考えてみれば、海上には、さえぎるものがない。 太平洋の風が、一気に海を走ってくるから、強いのは当たり前。 昨夜と今朝、これまでになく、ぐっすり眠れたのが不思議で不思議で。 壁を隔てているとはいえ…

着物と水着

生まれて初めて、着物と水着を同日にきた今日。がんばってるなあ、アタシ。

「冷たさ」という力

今月は、とにかく目の前にあることを片付けていく日々になりそうである。 しかもそれが、いつ終わるかもしれず。 これから私、会社での人格をチェンジしていかなきゃならない気がするなあ。 冷たさ。 それが必要。 ある程度、冷たさを持っている人の方が…生…

美女柄

テキスタイル柄って、その国の美女を映したようである。 右上がウィリアム・モリス柄、左下がジャワのバティック更紗。 イギリス美女とジャワ美女のようじゃない? というわけで、和柄は日本美女的なのだ。 シンプルな柄、ユニバーサルな柄だったら、国籍は…

「就活」に贈る言葉

ニュースで気がつく。3月1日から、2016年採用の「就活」が開始していた。 目的は「就職」のはずだが、プロセスの「就活」のほうが、すっかり主役のワードみたいだ。 いまどきの「就活」に関してのアドバイスは、時代が乖離しているから、私には何もで…

気温差

頭がぼうっとする夜。気温差の激しさのせいだろうか…。 今日の温度と明日の温度で10度以上差が出るらしい。 初夏のヨーロッパ並みなのでは。 ぼうっとした頭と身体だけど、週末は水着になる予定だ。ほぼ二年ぶりかなあ。

組織は身体だと思えっ!!

毎年、毎年、仕事が増え続けるのには慣れてきたつもりだった。 もうけがあがっているわけじゃなくて、逆にその事業部の売上減ゆえに、人員を削減され続けているから、ひとりあたりの仕事が増えていくという理屈で。 昔は完璧主義だったけど、完璧にやってい…