眼鏡の間違い探し

週末にZoffに行き、眼鏡を作り直してもらう。
ZoffとJINSがある日本って、時代って、すばらしい。
眼鏡が気軽に作れるんだもの。
二年ぶりにZoffの店舗に行ってみたら、そのときは見かけなかった、中国語併記の案内板や、中国語なまりの店員さんもいて、観光ついでに眼鏡も作る中国人ツーリストがさぞや多いのだろう、と推測。
だって、中国はこれから、日本以上の高齢化社会になる。
ひとりっ子政策の後遺症もあって。
高齢者人口も、億単位。日本どころの数じゃない。まちがいなく、眼鏡巨大市場のはずだ。
視力診断をしてもらうと、近視が0.1〜0.2、進んでいた。
その程度で、あれだけ眼精疲労が起きるものなのか、ふうん。
今持っている眼鏡を出して、これと同じフレームはあるか?と聞いてみると、予想通り、全く同じものはもうないとのこと。
どんどん新しいフレームが作りつづけられているから、たぶんそうだろうな、と思ってた。
同じタイプのフレームは?と聞くと、3つ選んでくれる。
しかし、その3つのフレーム、かけてみると、なんか、ちがう。
サイズもぱっと見も、たしかに今持っているのとそっくりなんだけど・・・。
何? 何がちがうの? と、突然、間違い探しが始まった。
鏡の前で、今のフレームをかけて、お店のフレームをかけて、のくりかえし。
あ、そうか、今のフレームは、レンズの上線が右上がりだけど、このフレームはほぼまっすぐに近い。
今のは下線が、ちょっと四角ばっているけど、このフレームは丸い感じ。
右と左をつなぐ、ブリッジの部分が、今のは、まっすぐに近いけど、このフレームは山形になっている。、
ブリッジの太さも、今よりちょっと太くなるだけで、中心に目が行くから、印象がちがってくる。
全体のフレームも、今のは細いけれど、ちょっと太くなるだけで、すご〜く眼鏡が目だってしまう。
3つとも、今イチだなあ。
しかし、近くに展示してあった別のフレームで、レンズの上線の角度とブリッジとフレームの点はほぼクリア、下線が今よりもわずかに角ばっているか、というものを見つける。
それをかけてみると、他よりはなじむ感じ。
これにしよ。
新しいレンズを試してみて気に入ったら、今のフレームのレンズも変えてもらお。
眼鏡って、ささいなポイントの違いがこんなに影響あるんだ・・・。なんか、デザインの世界の域だなあ。
数ミリの違い、数度の角度の差で、何百パターンもつくるんでしょ?商業デザインって。
その中から、これ、というものを選ぶ。
フレームを会計に持って行くと、店員さんは3つのフレーム外だったので、ちょっといぶかしげ。
いいんです、これで。ふふ。