満月の欠け

某CEOの娘誕生を機にした巨額の寄付のニュースを聞いて、思う。
自分で「欠け」をつくっているんだなあって。
満月になったあとは、欠けていくしかない。
「欠け」に見舞われて、対処していくのも、それはそれで成長になるけど。
あらかじめ、自分で「欠け」をつくってしまう方法もある。
身体的にも経済的にも精神的にも、いい感じ、という満月のような慢心状態になったら、欠けがやってくる。
その前に、自分から欠けておく。
身体的トレーニングを始めたり、新しいことを学んだり、もうかるかどうかわからない、苦しまなければならないかもしれない、新しい事業を始めたり、自分からお金を手放したり。
成功者でありつづける人は、意識的にせよ、無意識にせよ、そのことを知っているような気がする。
私のような小市民さえも、慢心状態でいたら、こんな欠けが来ちゃった〜っとあわてふためくことが、多々あるし...。
小市民の私があらかじめつくる欠けは...。
習い事かなあ。
これをやって私が劇的にトクをするってわけじゃないけど、この先生を応援したい!という習い事や、気持ちは面倒でいやがっているんだけど、身体は喜んでいる!という習い事にお金を出して、欠けをつくったつもりになってる。甘い?
(以前、ユ○セフマンスリー募金をしていたけど、事業所のユ○セフハウスが一等地に建っていることに疑問にかられてやめてしまったの。習い事だって寄付ですよ。寄付=応援する対象を選べるから。)