土用が終わる

今日で土用が終わる。
前半は眠たくてよく眠れたけれど、後半はほとんど眠れない状態がつづいた、今回の土用。
土用は、ストレスチェック相談から始まった。
産業医の面談を受けたところ、「私の業務は増員が必要だと判断するからそう報告しておくね〜」と言われて、「いえ!増員は必要ありません!」と私が止めると、「どうして?」と聞かれる。
「経費がないからです!」 「?」 「人件費が。」
そうしたら産業医が笑い出して、「経費の心配をするのは経営者で、社員じゃないんですよ、会社思いなんですねえ」と言われたのが、思いがけなくてびっくり。
経費がかかる、削減しなければ、でも仕事量は減らさずに、って十年以上言われてきた非管理職のワタシ・・・。
それって、たとえれば、家庭の中で、親が、お金がない!家計を削減しないと!と、こどもに言うようなものだったのか?
たしかに、それは親が考えることであって、こどもに言ってもしょうがないよなあ。
親がこどもに何かお金を使おうとしたとき、こどもから、いいよ!だってうちはお金がないんだろ?と遠慮されるようなもの?
そういわれたら、ふつう親はフクザツな心境だろうけど・・・
しかし、それとは別の思いが浮かんだので、翌日、「産業医から出される増員のすすめの話は社内に報告しないでください」と担当社員に伝える。
二ヶ月後から始まる社の方針の変更で、私の業務は、三十代終り程度の額で、昇給が止まる業務となってしまった。
その程度の業務と会社がみなしたということだ。
ということは、私の業務に異動した子は、将来、昇給が止まるってことじゃん?
その子の未来をつぶすことになる。
その子に申し訳なくて逆に私のストレスが増してしまう。
誰だって、昇給のある業務に行きたいハズ。
しかし私の業務って、一回でも動かなければ、会社の息の根が止まる業務なんだけどなあ・・・ぶつぶつ。
あたりまえに動くものと思っているとそうなるのかなあ。
土用の終わりに、動くのがあたりまえと思っている、私の脳にも心臓にも血管にも感謝をささげよう。

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