2015-01-01から1年間の記事一覧

インからアウトへ

インプットの時期は終わった。アウトプットの時期だよ。 そう言われているような気がする、今日この頃。 今月に入って、眼精疲労が急に強くなったのは、経年による視力の低下かな。 目を使う作業時以外は、裸眼で平気だったのが、そうではなくなってきた。 …

夏の木綿着物

身体を締め付ける衣服が、どんどん苦手になってきている。 肌も敏感になってきていて、麻混でもちくちくを感じて、ちょっと不快、ほとんど木綿なのが、一番ホッとする。 肌にぴたっと密着したり、摩擦が強いのも苦手になってきていて。 しかし、ゆるゆる、ダ…

文系だぞ。

公務員。医者。馬術調教師。飛行機関連の技術者。 他にもいくつかあったが、私の印象に特に強く残ったのはこれらみたいで、他のものが思い出せない。 国籍に関する女性研究者が書いた本で読んだ・・・書名も思い出せず。 何のことかというと、太平洋戦争時に…

恋が加わると

司法試験漏えいの事件について、思った。 組織の中で、上位の立場の男性が、配下の女性に「お気に入り」をつくることは、ふつうにある。 一種の恋愛感情にあるんだと思う。盲目的な。 明らかに組織内の自分の立場は悪くしているはずなのに、彼女のために、彼…

模様の変化

8/26にアップした植え込みが、現在このような姿に、へんげしていた。 新しい模様にアップグレード・・・・。 おととし、和服のことを何も知らないまま、お店で帯の展示を見ていたとき。 晩夏だったので、秋のデザインが多く、ぶどうとツタの柄の帯があった。…

机の上ではなく

社員生活を振り返ってみると、現場の仕事とは、ほぼ無縁で、きている。 電話でお客様とお話することはあれど、机上の仕事が圧倒的に多いのだ。 机に座って仕事をしていると、ついつい、何かを作ろうとしたとき、「机に座ってできるもの」に発想が行ってしま…

怖い本

先月、「FBIプロファイラーが教える危ない人の見分け方」を、ひきあいに出される数々の犯罪事例の凶悪っぷりに慄きながら読む。 偏見かもしれないけれど、残虐度から言ったら、日本人よりアメリカ人のほうが、はるかに上を行く人種じゃないだろーか。とい…

なぜ生きる

人はなぜ生きるのか? 永遠の問いだ。 さまざまな人による、その答えは、膨大にして長尺なことが多い。 結局、つまり何がいいたいの?という曖昧な結末だったり。 私が今まで自分の中で持っていた答えは、とってもシンプルで、「人は、生きるために生きる」…

模様をつくるのは

学生のとき、友人が、言ったこと。 電車や自動車、飛行機などの乗り物のデザインは、昆虫に似ている。 そうなってしまうのは、人間の、他の種族(昆虫)への憧れが表れているんじゃないか。 先日、近所で、写真の植え込みが目に入ったとき。 一種類の植物だ…

「イイ」と「ヤダ」

その人の生き方や考え方について、助言はしても、意見や苦言はするもんじゃない・・・と思う。 それぞれ価値観がちがうのだから、どんなふうであろうが、それはその人の自由。 意見や苦言は、自分の価値観の押し付けになっちゃう。 ただ、人から、価値観の押…

どんなヒーロー?

「ミッション・インポッシブル ローグネイション」を見た。 シリーズ中で、一番好きかもしれない・・・。 トム・クルーズは、イーサン・ハントで、アメリカ製ジェームズ・ボンドをつくりあげようとしているかもしれない、と思う。 マット・デイモンも、ジェ…

かけがえのない・・・

村上春樹による、読者からの質問の回答をセレクトした新刊「村上さんのところ」を読んで。(電子版には、全回答が収録) 村上春樹は、プロのファッションモデルのような人かもしれない・・・と思う。 プロのモデルは、自分の身体が商品だから、ふだんの生活…

糸井さんのサイン会

先週の土曜日、夜9時から始まる「糸井重里公式サイン会」へ行ってきた。 糸井さんのサインと、用意された中から選べる言葉のハンコと、希望者は自分の名前も、書いてもらえた。 サインとハンコをいただければ十分・・・と思って、配布用紙に自分の名前を空欄に…

映画:ジュラシック・ワールド

女性恐怖である。 白い服を着た、ジュラシック・ワールドの最高運営責任者、クレア。 遺伝子を操作して人工的に作った、最強最大の恐竜、インドミナス・レックスを最初に見た者のセリフ。 「白いんだな」 「She is...」(つまりインドミナスはメス) そこで…

デフォルトとカスタマイズ

飢餓や病気などの身体的な苦しみは、自分じゃ解決できないと思う。 一方、精神的な苦しみは、つくるのも消すのも、自分。 私が自分でつくって、自分で消そうとして、もがいている苦しみは。 「自尊心が傷ついた苦しみ」だなあ、結局。 自尊心の取り扱いは、…

巨大な何か

以前、マツコ&有吉の怒り新党の新・3大○○調査会で、「ウルトラマン」のシーンを見ていたとき。 登場した怪獣のうちの一体の顔が、数年前に退職した部長に、そっくりだった。 とたんに、怪獣=部長、という図式ができあがってしまって。 ついでに、初代「ウ…

土用の読書

自宅のエアコンは、冷房にしか使わない。 もともとエアコンの風が苦手なので、冬の暖房は、オイルヒーターを使っているから。 一週間前まで、冷房としてのエアコンも、使用開始していなかったんだけど。 夏土用の暑さには、勝てないので、先週末からついに使…

ほのぼの、奈良

先週末は、奈良旅へ。 到着した日の午後は、奈良出身で、今は隣県に住む、数年前に定年退職した、かつての上司に会う。 旅の計画を私からメールで連絡したのが、一ヶ月前だったんだけど、一週間前に概略の予定を聞くメールが来て、二日前にさらに細かい予定…

人のお金の使いみち

職場での、去年の出来事。 あるお客の、過去の請求内容の照会が、某市の警察から入っている、と連絡が来る。 なんでまた警察から?と思ったら、ある横領犯の孫が、うちのお客で、一時期、孫あての請求の支払いを、祖母である横領犯が請け負ってくれていたら…

プラスのセンサー

「見た目透視」で必要なのは、見た目に惑わされずに危険なものを感知する、いわば負のセンサー、ネガティブ、マイナスのセンサーだが。 ポジティブな意味での、プラスのセンサーも、あるな。 と先週末、思う。 一年ぶりに、ふたりの人にあって、ふたりともこ…

ターミネーター ジェニシス

アメリカ映画のお家芸のひとつに、「父殺し」がある。 しかし、この映画で描かれるのは、「父殺し」ではなく「子殺し」だ。 趣向を変えつつ、連作が生み出されて来た「ターミネーター」。 非常に重要な役割を負っているのに、今まで、忘れられてきたに等しい…

見た目透視

見た目重視社会、だよね。 街中を歩く人が、すれ違う人が、すべて芸能人並の容姿でなければ、気に入らないという人もいるのだろうか。 私は男ではないから、男の気持ちは、一生かかっても、男並には理解できない。 でも私は女だから、女性に対して、女の子に…

本当に思っている人は

本当にその人を思っている人は、その人に何も要求しないよ、と聞いて、納得する…。 その人の時間、労力、財産、言葉、才能、若さ、身体、能力、知識、人脈、尊敬、愛情、忠誠…何も、要求しない。 忙しいから、時間をとらせちゃいけないなあ、とか、要求しち…

出番を貰っちゃえ

1000ヘクトパスカルを前後する低気圧が一日中続いて、湿気90%台が一日中続いて、駅の電光掲示板に人身事故のニュースが流れるのも、こんな気候の日だからさもありなん、と納得する。 しかし、そんな今日なのに、午後6時過ぎから、私は元気。 午後6…

愚痴の行方

来週、一年ぶりに会う約束をした人に、「Tさんも誘う?」と問われる。 計三人で会う約束をしていて、もうひとりの人は、どっちでもいいよ、という返事。 しかし私が「この場には、Tさんは誘わなくていいよ」と伝えると、もうひとりの人も、実は自分もそのほ…

イメージの限界

世の中には、「わからないこと」がたくさんあって。 どうしても「わからないこと」より「わかること」になびいてしまう。 そのひとつの例が、就職。 学生のときに、目指す職業、会社として人気があるのは、「わかりやすい」こと・ものなんだと思う。 仕事の…

まずは、移動してみる

「停滞」を感じたら、「移動」しよう。 自分の身体の、物理的な移動。 500メートルくらい離れたところまで移動して、コーヒーを飲むとか。 移動した地点で、瞑想するとか。 停滞は、タバコみたいに、どちらかというと、利益より損害が大きい気がするから…

1+1=10

103歳の画家、篠田桃紅氏のエッセイ「103歳になってわかったこと」を読む。 「無駄」の見解が印象的だった。 引用開始〜 人は「用」だけを済ませて生きていると、真実を見落としてしまいます。 無駄にこそ、次のなにかが兆しています。 用を足している…

衣にちにち

群ようこの新刊「衣にちにち」を読む。 内容は、衣服日記。 群ようこ氏の、日々着るものへの、淡々とした葛藤は、ウクレレのリズムみたいな穏やかさがあって、つらつら読むのにぴったりで、嬉しい。 「某月某日」の「月」の部分だけでも表示しておいてくれる…

文庫屋「大関」

浅草で「文庫屋大関」の店の前を通ったとき、展示してある品にびっくりして、足を止める。 「文庫革」という白い革を使った皮革工芸品で、約90年の歴史にして、唯一の専門店。 なんでびっくりしたかというと、初めて見る工芸だったからなのと、ポップな華…