2016-01-01から1年間の記事一覧

羽つき

「羽つき」と「羽なし」では、当然、「羽つき」のほうが高い。 (女性はすぐ、なんのことかわかるよね?) 私は、社会人になるまで、ずうっと、「羽なし」だった。 社会人になって一年過ぎたとき、「羽つき」に変わった。 きっかけは、会社でそばにいた人。 …

春琴

先月あった、東大生の逮捕の事件に伴って、過去の類似罪の「スーフリ」や慶大医学部生の事件を思い出して。 こんなふうに、一部の男子の、女の子のとらえかたが、おかしくなっているんだったら、狂っているんだったら。 通りすがりに女の子の容姿を批判して…

カーディガンその後(しつこい)

先週末、母がターコイズブルーのカーディガンを着た。 きっかけは単純。 ともだちとランチに行くことになって、そのときに小奇麗なものを着ることが必要となったから。 きれいな色って褒められちゃった〜肌触りもすごくいい〜と、ご満悦の電話。 あんなに意…

カーディガンのその後

人は変えられない。 ターコイズブルーのカーディガンを母に送ったら、値段を聞かれた。 定価で三万八千円くらい、バーゲンで買ったから二万五千円くらい。(ジョンスメの日本販売価格だから) と言ったら。 送ってから、二週間たっているのに、まだ袖を通し…

好奇心というスパイス

元気がないときは、夕食に外食カレーを食べる。(自作カレーは無理っす。) スパイスが身体を元気にしてくれそうで。 一週間に二回、カレーのときは、ワタシよっぽど元気がないんだろうな、と思う。 元気がないときに必要なスパイス・・・元気なこころに必要なス…

西洋さんざし

先週から、新しいサプリメントを追加した。 グリム童話に出てきそうな、ロマンティックな見かけと名前である…と勝手に思っている。 ホーソンベリー。西洋さんざし。 夜寝る前に、ワンカプセル飲んで、眠る。 実は、このサプリを知ったのは、十年ほども前のこ…

ビジネス(書)的

大きな書店に行くと、「ビジネス書」が一フロアを占めているくらいなのだから、ビジネス書の読者は多いということなのだろうか。 私はあるとき、ビジネス書に書いてあることって、方法だけなんだよな・・・と思ってから、ほとんど手を出さなくなった。 たとえば…

ばけらった。

ゆうべ突然、オバケのQ太郎のO次郎は、「バケラッタ」しか言わなかったな〜と思い出した。 Oちゃんは「バケラッタ」だけで、日々を生活できていたんだよな。 Q太郎が通訳していたけれども、通訳なしでも「バケラッタ」だけでじゅうぶん思いは伝わってい…

食べもののセンス

食べものにセンスがある人がいる。 美味しいものがわかる人、美味しいものを見つけるのがうまい人、美味しいものを食べるのに労をいとわない人。 その美味しさは決して、高級ホテル内のレストランだからとか、有名な店だからとか、有名な料理人だからとか、…

ターコイズブルーのカーディガン

冬に、春モノのカーディガンをセールで買った。 春になったら着ようと思って。 さて春になった。 勤務先に出社したら、ふたごのような色とデザインのカーディガンを、社内の人が着ていた。 じぶんのカーディガンは、袖を通す前に、母に譲り渡すことにした。 …

影と陰

影と陰は、ちがうのだ。 光があると、必ず出来るのが影。光は常に、影を伴う。 陰と光は関係ない。陰は独立している。陰はじぶんの力をもっている。 陰役というのは、表にあらわれない役目ということ。 でも、人間は、光に傾きやすい。 光のほうが、わかりや…

レッドクローバーと心臓

24日の夜から、25日の夜まで、私の心臓は変だった。 数分に一度、どくっ、と痛む。それがずっと続く。 こんなことは初めてだった。 気候のせいだろうか、と思った。 天気予報からは得られない、温度や湿度や気圧の目盛りからはわからない、 もっと深いも…

キケンとジミ

「キケン、キツイ、キタナイ」仕事はキラワレル。 (でも「リスク」といいかえると、ちょっとかっこよく響くらしい) キラワレルまでいかないとしても、「ジミ」な仕事も、それに近くなっているのではないだろうか。 地震に関して、この三日間、私がやってい…

減少の恐怖

ひさしぶりに大手小町の掲示板「発言小町」を見てみた。 ある人の悩みが掲示される→それに対して、さまざまな意見が掲示される、という最もシンプルで原始的なスタイルの掲示板。 読むと、ネガティブな意味で、励まされる。 きれいごとではない本音の意見、…

リアルという薬

幻想を醒ます特効薬は「リアル」だ。 テレビや雑誌や書籍に、以前は幻想を抱いていた。 そこで示されることは、作家や製作者や編集者という、知性のフィルターを経た情報なんだろうと思っていた。 でも、じぶんに「リアル」を注射されていくと、幻想がじょじ…

捨てること

何かを捨てようと思ったとき。 捨てるものは何か?と考えると。 ヒト・モノ・コトが思い浮かぶ。 あの人とつきあうのをやめよう、あれを捨てよう、あの行動をやめよう。 この三点だけでも、捨てるのは大変だろうし、この三点だけでも、捨てるとすっきりする…

ケチるということ

過去を振り返ってみて、いくつかのポイントで、「ちょっとケチ」になったために、大きな幸せを逃していた、ことに気がつく。 たとえばそれは、ロンドン旅行で、素敵なお屋敷ホテルの部屋を直接ネット予約したとき。 「二割引の部屋」に申し込んでみたら、到…

映画:リリーのすべて

繊細なひとの、繊細なこころが、語られていく映画だな、ということを、冒頭で悟る。 白い花の咲く木の姿を映しながら、雨のしずくでゆらめいている池の水面や、海からたちのぼる水蒸気や、沼地をつつむ陽射しの白い粒子や。 弱くて、儚くて、うつくしいけれ…

贅沢の種子

人から、お金に対して、わかりやすく執着や欲望を示されるのは、それが人間としてあたりまえの前向きなエネルギー、とわかっていても、一抹の不快が残ってしまうのはなぜなんだろう。 なぜなんだろう、なぜなんだろう・・・・。 ・・・・・。 その人が。 ・・・・じぶんの…

映画:ヘイトフル・エイト

タランティーノの作品で一番好きなのは、今でも「レザボア・ドッグズ」である。 公開当時、たしか渋谷のミニシアターで見て、鳥肌が立つほどにしびれて、次作の「パルプ・フィクション」で、タラちゃんはいきなりカンヌでグランプリをとって、あれよあれよと…

チャップリンとヒトラー

チャップリンとヒトラーは、同じ年の同じ月、4日違いの生まれ。 「チャップリンとヒトラー メディアとイメージの世界対戦」(大野裕之:著)を読んで、ふたりの人生の概略をたどって、思った。 ヒトラーは、自分の言葉の開放ができたときから、独裁者として…

定番食材

最近、夕食に定番食材が増えている。 私にとって定番食材は、「継続して食べるべきもの」である。 食べものに、そういう義務のような思いで向き合うのは、まちがっているかもしれない。 しかしね。 欲望にまかせて食べものを選んでいると、口と心は喜んでい…

バランス感覚

穴に落ち込んで、悩んでいるところへ、突如、縄梯子が降りてきたような感じ。 悩みの原因はいつも、思い通りにならないことにある。 でも、思い通りにならなくていいんじゃ?と、気がつくと、悩みから抜け出ることができる。 バランス感覚だ。 思い通りにな…

映画:スティーブ・ジョブズ

死後の画家の回顧展が、画家の人生を概観させてくれるようなワクワク感に満ちているように、この映画も、死後の有名人の人生の概観の、「まとめ」かたにワクワクする。 ジョブズは、離れる人である。 両親から離れる。 ステップファミリーから離れる。 魅力…

我のデクリース

実利重視の仕事をしていると、精神面の学びもしたほうがバランスがとれるな〜と思う今日このごろ。 実利的な目標やエクササイズに加えて、精神面な目標やエクササイズを、じぶんにあげる。 実利は、ある程度の投資がいるけれど、精神は、投資がほとんどなく…

ヌケのあるストーリー

ある自己啓発的な研修で、決められた六枚の絵のうち、四枚を選んで、四コマストーリーをつくりなさい、という課題があった。 みなそれぞれ違ったストーリーをつくって、どれも面白かったんだけど、一人が意外な作り方をしていた。 たいていの人は、コマ1→2…

昨夜の夢

昨夜、見た夢が、ちょっと面白かった。 夢だから、作・演出・ワタシってことだから、けっこう面白いじゃん、ワタシ!と、目覚めて自分を激励する始末だった。 ・・・家の裏口のドアを開けて、中をのぞくと、そこは、うなぎの寝床のような部屋になっている。 私…

自前服

妹の家には、家猫と外猫がいる。 飼い猫一匹と、近所の家を回っておやつをもらっている野良猫一匹。 妹の家もおやつルートに入っているらしい。 妹とふたりで縁側(網戸越し)に座ると、さっそくおやつを期待して外猫がにゃーん♪と網戸前に飛来。 家猫よりも…

月曜日の呪文

日々、さまざまな言葉が通り過ぎていく。 ささる言葉や、ぱちっとあたる言葉がある。いい意味で。 ささるのやあたるのは、自分に、こころあたりがあるから。 先週末にあたった言葉。 今、ないもの(こと)を考えていると、今、あるもの(こと)が考えられな…

減らすもの

どこかへ電話をかけても、生身の人間に、なかなかつながらないことがよくある。 まずは自動音声が流れ、用件別に番号を選んだら、次のナビにすすみ、そこでまた番号を選び、やっと人間につながる。 たいていの国内の会社は、用件が選べない場合は、直接人間…